採血失敗で腕から血が噴き出した話
目次
検診が苦手な理由
定期的な健康診断を受けるために病院へ行きました。
私は、この検診がとても苦手です。
検診には必ず採血というものがあるのですが、私の腕の血管はかなり細いらしく採血されると必ず失敗するからです。
右腕も左腕でも採血失敗
いつも採血で失敗するので、何度も腕を刺されます。
右腕で採血して失敗すると、必ず、左腕を出すように言われます。
左腕で成功すればいいのですが、たまに左でも失敗されて、右腕からの採血に戻ることがあります。
毎回、看護婦さんは、左腕は大丈夫ですと自信たっぷりに言うのですが、左腕は右よりもさらに採血は難しいようです。
一回で採血できたことはありません。
ベテラン看護師のはずが2回失敗
その日は、ベテランそうな看護婦さんでした。
落ち着いた感じの看護婦さんでしたので、今回は安心と思っていました。
でも、期待はみごとに裏切られました。
最初の採血でも刺した針が動くたびに痛い思いをしたのに、2度目の左腕まで失敗でした。
仕方なく右腕に戻り3度目の採血をすることになりました。
ゴムひもで縛られているうちにテープも剥がれて
必死の形相で看護婦さんは血管を探していました。
そして何度もゴムひものようなもので腕を縛られているうちに、最初に針で刺された所に貼ってあったテープは取れてしまいました。
私は、もう看護婦さんに「貼ってください」と言う気力も残っていませんでした。
同じ腕から3回目の採血をしたら腕から血が噴き出した
肘から15cmほど下の部分から採血し直した直後のことです。
最初に採血した肘の近くの小さな採血の痕から盛いよく血が吹き上がったのです。
血がビューっと飛んだのが見えました。
最初に採血した穴を塞いでいたかさぶたが取れたようでした。
テープもとっくに取れているので、血を止めるものは何もありませんでした。
指でとっさに血を止めるも、その後は放心状態で記憶なし
ギョーーー怖いものを見てしまいました。腕から血が噴き出すなんて。
看護婦さんを見ましたが、注射器を持っているので助けてもらえそうにありませんでした。
とっさに反対側の自分の人指し指で血の出ている傷口を押さえていました。
その後の記憶はありません。
血が吹き出したあの瞬間が強烈すぎて気を失って倒れたようです。
30分後に目覚めて帰りました。
採血、恐るべし。
検診のない会社の社員さんがとても羨ましく思える今日この頃です。
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