親の会社の2憶円の借金で地獄の貧乏生活を送った話

最終更新日

とほほ引き寄せ体質のゆみこと申します。

以下は私の実話です。

血の涙を流す夢を見た

ある日突然に実家から1本の電話がかかってきて、その日以来、億単位の借金生活になりました。

実は、その2日ほど前に、不思議な夢を見ました。

夢に自分が現れて、しかも私は静かに涙を流していました。

夢の詳しい内容は覚えていませんが、目から頬のあたりまで行く筋か涙が流れていて、しかもそれが血の涙だったのです。

びっくりして目が覚めて、どうしてそんな夢を見るんだろうと恐ろしくなりました。

当時の私には、特にストレスや悩みはなく、涙を流す理由も、ましてや血の涙を流す理由なんてまったく思い当たらなかったからです。

翌日、何気なく同僚にその話をすると、「それはね、君がこれから血の涙を流すくらい辛い思いをするということだよ」と冗談交じりに言われました。

冗談でもそんな体験は嫌だとその時は受け流しましたが、夢のことは気になっていました。

その2日後に、私の人生を激変させたあの1本の電話がかかってきたのです。

運命の電話

リーマンショックで実家の会社が連鎖倒産の寸前

いつものように何気なく出た電話で、父から衝撃の事実を告げられました。

自分の会社の借金と連帯保証で2億円の負債があると言うのです。

どういうことなのか、最初は理解できませんでした。

何度も聞き返して、わかったことは、実家の会社が危機的な状況にあること。

連帯保証をしていた相手が、倒産して逃げた。

お金を貸していた相手もいなくなった。

当時は、リーマンショックの真っ最中で、実家の会社はその不況の直撃を受けていました。

そしてあっという間に連鎖倒産間際まで追い込まれたということでした。

周りでは、すでにいくつもの会社が負債を抱えて次々倒産していると聞きました。

それまで自分は、裕福ではないにしても貧乏だとは一度も思ったことはありませんでした。

これから借金の返済に追われる生活など想像しようもなく、3日間泣いて暮らしました。

 

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ゆみこ

ゆみこという名の30歳代後半の女性、現役看護師です。極度の引き寄せ体質のためこれまで数々のぼったくられ、とほほな出来事に巻き込まれてきました。こちらのブログには実際のわたしの体験談を書いています。 趣味は古本屋めぐり、好きな食べ物はサザエのつぼ焼きです。

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