まるでジブリの世界コスプレしたくなる神長官守矢史料館と藤森照信さんの作品群

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茅野市 神長官守矢史料館(じんちょうかんもりやしりょうかん)はもののけ姫の世界だった!!

最近、神社にお参りしてないなあと思っていたら、たまたま通りかかった道で、

神長官守矢史料館(じんちょうかんもりやしりょうかん)と書かれた看板を見つけたので入ってみることにしました。

外から見た建物の雰囲気も不思議な感じでしたが、入ってみるとさらに異次元な展示物がたくさんあって、まるでジブリのもののけ姫の世界に迷い込んだようでした。

あまり知られていないのではないかと思うのですが、ここには写真映えする場所がたくさんあるので、コスプレーヤーには最高に楽しいかも〜と勝手に想像しています。

では、こちらからどうぞ〜

茅野市神長官守矢史料館のご案内

所在地 〒391-0013 長野県茅野市宮川389番地の1
開館時間 午前9時〜午後4時30分
休館日 毎週月曜日と年末年始(12月29日〜1月3日)、国民の祝日の翌日
入館料 個人 大人100円、高校生70円、小中学生50円
団体 大人70円、高校生50年、小中学生30円(団体は20人以上)
交通案内 徒歩の場合 JR茅野駅下車、駅より2.5km、徒歩40分
車の場合 中央自動車道 諏訪IC から車で5分(駐車場あり)

 

地図はこちら

史料館の前の道路に看板がいくつかありました。

道路から入ってくると立派な松の木が見えます。

 

少し奥まったところに入り口はあります。

神長官守矢史料館

 

いきなり衝撃的な不思議な建物が。

なぜ、家に木が突き刺さっている?

少し小さめで、古い感じの建物ですが、こちらが守矢史料館です。

神長官守矢史料館

 

横から見るとこんな感じですね。

不思議な形の建物です。

藤森照信さんという有名な建築家の作品だそうです。

守矢史料館の近くに生家があるそうです。

神長官守矢史料館

 

入り口で頂いた資料です。

神長官守矢史料館の資料

 

入り口の木の扉を開けて中に入ると、不思議な展示物が目に入ってきます。

展示されているものは、多くはありませんが、異次元の世界です。

諏訪上社の『御頭祭』という神事に関する資料だそうです。

これは、天明4年(1784年)3月6日に御頭祭を見聞した菅江真澄のスケッチを元の再現されました。

神長官守矢史料館

 

昔は、鹿の首75、たまにイノシシの頭を供えて神事が行われたそうです。

たくさんの鹿とイノシシに見下ろされて、もののけ姫の世界に浸れました。

御頭祭

「シシ神よ、首をお返しする。静まりたまえ」(アシタカ)

『もののけ姫』名言&名シーンより

 

75頭の鹿を供えるとその中には、かならず1匹だけ耳が裂けた鹿がいたそうです。

確かに耳が裂けている・・・

御頭祭

 

史料館には神事に関する古文書が1600点あるそうです。

守矢史料館

 

その他にも中世の長野県内の豪族や武将の動向を記した記録や手紙が多数残されています。

こちらの手紙には、1500年頃、合戦が止まず民衆が困窮し神事が負担できなかった状況が書かれていて、

武田信玄が後ろ盾となって神事費用の調達に協力すると書かれているそうです。

 

奥に見えるのが、諏訪神社の神体山と言われている守屋山です。

ネットで調べると守屋山は神体山ではないという記述もありましたが、気にしません。

なだらかな稜線を描く優しそうな山でした。

 

史料館を出ると、左側に大きな木と古いやしろが建っていました。

ミシャグジ神という古代の神さまを祀っている神社だそうです。

その大祝を補佐して神事を司ったのは守矢氏出身の神長(かんのおさ、後に神長官(じんちょうかん)ともいう)である。神長は大祝の即位式を含め上社の神事の秘事を伝え、神事の際にミシャグジを降ろしたり上げたり、または依代となる人や物に憑けたりすることができる唯一の人物とされた

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より

守屋家は、古代から諏訪地方で、シャーマンのように木や石(山?)から精霊を下ろす役目をしていた家系ということでしょうか。

ミシャグジ神は、諏訪社の神事では、とても重要な役割を果たしていたと史料館から頂いた資料には書いてありました。

この社叢は、神社の原型だそうです。

茅野市の天然記念物に指定されています。

 

藤森照信さんの作品群に出会えた

史料館の裏手に進んで行くと建築家 藤森照信さんの作品群が見えてきます。

 

「空飛ぶ泥舟」という作品です。

宙に浮いた茶室だそうです。

 

こちらは、「縄文アートプロジェクト2017」のために制作された「低過庵」という竪穴式茶室です。

半分土に埋まっていて、上の小屋根はスライドして動き茶室の天井が開きます。

 

 

こちらは、「縄文アートプロジェクト2017」のために制作された「低過庵」という竪穴式茶室です。

半分土に埋まっていて、上の小屋根はスライドして動き茶室の天井が開きます。

藤森照信 作品

 

ツリーハウスのようなものが見えます。

「高過庵」という茶室です。

神長官守矢史料館

 

藤森照信氏の作品は、確かにユニークな作品ばかり。

テレビなどで一度は目にしたことがある有名な作品ばかりです。

まさかここで本物に出会えるとは!!

面白そうな建物ばかりなので、次回はぜひ、違う作品を見に行きたいですね。

ぜひ皆さんも訪れてみて下さいね。

 

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ゆみこ

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