運動不足解消にはテニスが最適!体を動かして心身ともに健康に
デスクワークばかりしていると、頭痛や肩こり、目の疲れなどが日常茶飯事になってしまいますよね。私も年中肩こりで苦しんでいました。そんな私が、症状から解放されたのは、テニススクールの初心者コースに入会したことがきっかけでした。
たった週1回60分程度の運動でしたが、その後の効果は驚くべきものでした。本記事では、デスクワークで慢性的な運動不足、辛い肩こりに悩んでいる方に、テニスをお勧めする理由とその効果を体験談を交えてお話しします。
目次
テニスで肩こり改善!筋肉バランス整える繰り返しの動作が効果的
肩こりは、首や肩の筋肉が硬くなり血流が悪くなることが原因です。テニスは、ラケットを使ってボールを打ち返すスポーツですが、その動作のなかで肩や腕、背中の筋肉を多く使用します。普段あまり使わない筋肉を使うことで、血流が良くなり肩こりの改善につながります。
またテニスには繰り返しの動作が多く含まれています。このような繰り返しの動作は、筋肉のバランスを整え、筋肉の緊張をほぐすことができます。そのため、テニスを継続的に行うことで、肩こりが改善していくのです。
実際に私はそれまで月に何回もマッサージに通っていましたが、テニスを始めてからは、肩こり知らずでマッサージへは通わなくなりました。
テニスで眼輪筋のこり解消!遠近調節トレーニングや動体視力向上も期待できる
テニスをプレイすることで、眼輪筋のこりが改善されます。眼輪筋は、目を回すための筋肉です。長時間のパソコン作業やスマートフォンの使用などによって疲れやこりが慢性化しています。テニスでは、この眼輪筋のこりがとても改善されます。
- ボールを追うために目を動かす:相手から打たれるボールの軌道を追いながら目を動かすことで、眼輪筋を刺激することができます。パソコン作業では使わないような上下、斜めの8方向の目の動きが多いことで眼輪筋のこりが解消されていきます。
- 遠近調節のトレーニング:テニスでは、相手から打たれるボールが遠くから飛んでくる場合と近くから飛んでくる場合があります。これは遠近調節のトレーニングになります。遠近調節機能が改善すると文字や画像などのピントが合いやすいためとても見やすくなります。
- 動体視力が良くなり運転がしやすくなる:動体視力は、運転において非常に重要な能力のひとつです。運転中には、常に周囲の車両や歩行者、信号機などが動いています。動体視力が十分でないと、これらの動きを正確に把握することができず、交通事故につながる可能性があります。
眼輪筋のこりが解消されて目の動きが良くなると表情が柔らかくなり、生き生きとして元気そうに見えます。パソコン作業が多いと無表情になりがちですから、こちらも嬉しい効果です。
テニスで血行促進!ショットのストレッチや集中力向上がもたらす健康効果
- 全身運動による血行促進:テニスは、全身を使った激しい運動であり、血行を促進する効果があります。特に、下半身の筋肉を使うことで、足首やふくらはぎの筋肉が刺激され、血液やリンパ液の循環が促進されます。これにより、足のむくみが改善されます。
- ショットの打ち方による筋肉のストレッチ:テニスでは、様々なショットを打つことが求められます。その中でも、バックハンドやフォアハンドのショットでは、腕や肩の筋肉を使うことが多いです。これらのショットの打ち方には、筋肉をストレッチする効果があり、血液やリンパ液の循環を促進します。
- 集中力の向上による自律神経の調整:テニスは、相手のボールを追いかけるために集中力が必要なスポーツです。この集中力の向上により、自律神経の調整が促進され、体内の不要な水分や老廃物が排出されやすくなると考えられています。
- アウトドアでのプレイによるリフレッシュ効果:テニスは、屋外でプレイすることが多く、自然の中で運動することができます。自然の中で運動することで、リフレッシュ効果が期待できます。特に、夏場の炎天下でプレイすることで、汗をかいて体内の余分な水分を排出し、むくみを解消することができます。
座り仕事が多くて足がむくみがちな方にはとても効果的です。
テニスでスキー・スノーボードの上達につながる!下半身の筋力や反射神経などが鍛えられる
テニスをすることで、スキーやスノーボードの上達につながる要素が多くあるとされています。また、スキーシーズンが終わってしまった場合でも、テニスを通じてスキーやスノーボードの技術向上に取り組むことができます。
- 下半身の筋肉を使うことが多い:テニスは、下半身の筋肉を多く使うスポーツの一つです。特に、サーブやストロークの際に腰や脚を使うことが多く、スキーやスノーボードに必要な脚力やバランス感覚を養うことができます。
- 反射神経の鍛錬:テニスは、ボールを追いかけるために素早い動作が求められます。このような動作は、反射神経を鍛錬する効果があり、スキーやスノーボードでの急なターンや障害物を回避する際に役立ちます。
- 手首や肩の柔軟性の向上:テニスは、ラケットを使ってボールを打つスポーツであり、手首や肩の柔軟性が求められます。これにより、スキーのポールタッチやステアリングなどで必要な手首や肩の柔軟性を養うことができます。
- 瞬発力の向上:テニスのスポーツは、短い時間で素早く動く必要があります。このような瞬発力は、スキーやスノーボードでのスタートや急な斜面の上り下りなどで必要になるため、スキーやスノーボードの技術向上に役立ちます。
不思議なことに、30歳代で初めてスキーとスノーボードをしましたが、先生に教わったのは1回のみで、その後はすぐに一人で難なく滑れるようになりました。理由としては、スキーやスノーボードでのブレーキの効かせ方、体幹の使い方、バランスの取り方、判断力などがテニスで鍛えられていたように感じます。
テニスで得られるメリット!集中力や決断力の向上に加え、ストレス解消やコミュニケーション力も獲得できる
- 集中力:テニスは、ボールや相手の動きに集中してプレーする必要があります。このような集中力は、他のスポーツや日常生活においても役立ちます。
- ストレス解消:テニスは、プレー中に体を動かすことでストレス解消につながります。また、相手との対戦による競技的な緊張感もストレス解消に役立ちます。
- コミュニケーション力:テニスは、ダブルスなどで相手と協力しながらプレーすることがあります。このような場合、相手とのコミュニケーションが重要になります。
- 決断力:テニスは、短時間で的確な判断を下すことが求められるスポーツの一つです。このような決断力は、日常生活やビジネスの場面でも役立ちます。
- フィジカルスキル:テニスは、全身を使うスポーツの一つであり、運動能力を向上させます。このようなフィジカルスキルは、日常生活や他のスポーツにおいても役立ちます。
特に集中力と決断力は、日常生活においても役に立ちます。
テニスをプレイする時の注意点
テニスをプレイする際には、以下の点に注意して行うことが重要です。
1.ウォームアップをしっかりと行うこと
2.正しいフォームでプレイすること
3.適度な休憩を取ること
4.ストレッチを行うこと
5.継続的にプレイすること
テニスで消費されるカロリーの多さに驚く!スマートウォッチで運動量を測定してみた
テニスをすることでどのくらいのカロリーが消費されるのでしょうか?
他のスポーツや日常生活と比べてどのくらいなのでしょうか?
以下に、筆者が調べたデータをまとめました。
カロリー消費量の比較
・テニス(1時間):約450kcal
・ジョギング(1時間):約550kcal
・サッカー(1時間):約700kcal
・水泳(1時間):約500kcal
・歩く(1時間):約180kcal
このように、一般的にテニスは歩くよりもかなり多くカロリーを消費し、水泳やジョギングより少し少ない程度とのカロリーを消費することが分かります。また、サッカーはテニスよりもカロリー消費量が多いということが分かりました。
実際に筆者はスマートウォッチを着用して、テニスでどのくらいの運動量を消費するのか調べてみました。
1時間ほどプレーした結果、スマートウォッチによると、ほぼ毎回、約400kcalのカロリーが消費されていました。
初心者にしてはまあまあな運動量だと思います。
いかがでしたか?
最初は私もテニスはハードルが高いなと思いましたが、やってみると楽しくて毎週末がとても楽しみになりました。
上手くなろうとか、試合に出たいとか、全く考えず、ただただボールを追って走るだけで良いと思います。
走って、ジャンプして、スマッシュを思いっきり打ち込む時の爽快感は最高です。
日頃のストレスはどこかへ飛んで行ってしまいます。
デスクワークの方にはとてもおすすめなスポーツです。ぜひこの機会にお試しください。
この記事が、あなたの日々の健康管理のお役に立てますように。
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