タイムズスクエアのカウントダウンイベントで自分自身を発見した体験談
目次
タイムズスクエアのカウントダウンイベントに参加してみた
何年か前になりますが、私はたった3泊だけのNY行きのチケットを買い、タイムズスクエアのカウントダウンイベントに参加した事があります。
当時の私は、貧乏過ぎて大学をやめた直後でこれからどうしていいのか分からない不安な日々を過ごしていました。
そんな時、友人がタイムズスクエアのカウントダウンイベントに行かないかと誘ってくれました。
そのイベントは、私にとっては想像を超える過酷な環境でしたが、それが思わぬ効果を生み、自分に自信が持てるようになりました。
想像を超えるタイムズスクエアのカウントダウンイベントの環境というのは
- 氷点下の寒さの中で12時間以上
- ずっと満員電車の中のような状態で立ちっぱなし
- 濡れたブーツが凍って凍傷になりそう
- トイレなし
- 飲食なし
- 知り合いと離れ離れで孤独
などなどです
その年のアメリカは特に寒くて、NYは前日に大量の雪が積もり、気温は氷点下の寒さでした。
昼頃には少し暖かくなりましたが、雪が溶けて足元は水びたしです。
濡れた靴で足先は凍傷になりそうなくらい冷たかったです。
トイレもない!前日から水分摂取を控えて参加するか、大人用オムツをはいて行くか
また、タイムズスクエアは、一度入ってしまうとバリケードで仕切られた区画の中から出ることできません。
区画の中は、たくさんの人で溢れて座ることもできませんから、満員電車の中で12時間立ちっぱなしのようなものです。
トイレもないので、前日から水分摂取を控えて参加するか、大人用オムツをはいて行くかです。
私は、どちらも準備していませんでしたので、トイレが我慢できなくなって、バリケードを抜け出して探しに行きました。
そしてやっと見つけた通り沿いのお店で、10ドル払いトイレを使わせてもらいました。
高いトイレ使用料でした。
イベントのお楽しみは
- 待ち時間には、有名なアーチストのライブ演奏あり
- カウントダウンまでに色々なスポンサーグッツが配られる
- 世界各国から集まった人々と仲良くなれる
- 紙吹雪、歓声、音楽、光の共演でその瞬間は大盛り上がり
寒さに震えながらひたすらその瞬間を待ち続けます。
何分かおきに電光掲示板に「cheer」と表示されるのが唯一の励みでした。
忍耐と精神力の限界を越えたその先には、この旅行の効果あり
私は自分がとてもヤワな人間で、他の人よりかなり根性なしで、我慢ができない人間だとその時までずっと思っていました。
しかし、あの過酷な状況は、自分自身のことを考え直す良いきっかけになりました。
こちらがあの時に得られた自分自身に関する新しい発見です。
- 弱いと思っていた自分は、本当は強かった
- 私は、決して我慢できない人間じゃない
- 苦しくて耐えられないと思った限界を乗り越えられた
- 恥ずかしがり屋だが、必死になればできる
この時の経験は、自分に確かな自信となり、その後の人生を大きく変えました。
自分を変えたい人にお勧めのイベントかもしれない
日常を忘れて、普段と違う経験ができること、たくさんの人との出会いでパワーを頂けること。
最後に、あまり準備が完璧すぎると試練ではなくなるので、適当な感じで。
例えば、寒さと足の痛さ、空腹と膀胱が破裂しそうな緊迫感を感じられる程度の気軽さで参加してくださいね。
この記事が、あなたの人生を劇的に変えるすばらしい旅のきっかけになりますように。
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