雨の日の奇跡、キリスト教徒でなくとも信じる力は奇跡を起こす
この記事は、特定の信仰や宗教について論じるものではありません。
実際には、たまたま偶然に起こった出来事なのですが、「信じることで奇跡を起こすことができるよね」というポジティブなメッセージをお伝えたくて書きました。
降り止まない雨の中で待ち続ける
その日は、午後からずっと雨でした。
仕事が終わり夜の9時に帰宅することになりました。
会社の裏に車を止めていたのですが、傘がないので玄関近くで雨宿りをしながら雨が止むのを待っていました。
入り口で30分待ちました。でも雨は止みませんでした。
1時間待ちました。まだ雨は止みませんでした。
そしてもう誰も玄関を通らなくなりました。
もう待てない!刻一刻とタイムリミットが近づく
土砂降りに近い雨でしたので、私は濡れて帰る気になりませんでした。
仕方なくまた待ち続けました。
夜の10時半を過ぎたころにはかなり焦っていました。
家に帰るのに30分、ご飯を食べてお風呂に入ると眠るのは2時間後となります。
いつも6時間くらいは寝ているので、その日もどうしても睡眠時間だけは譲れませんでした。
帰宅するタイムリミットは後30分くらいとなりました。
しかし雨が止む様子はまったくありませんでした。
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なぜか聖書の一節が頭に浮かぶ
ボーッと待っている間に不思議なことに急に昨日読んだ聖書の一節が頭に浮かんできました。
私はキリスト教徒ではありませんが、いつも聖書が置いてある施設があり、私はそこへ週に1−2回アルバイトに行っていました。
そこでは誰でも自由に色々な聖書を読むことができました。
前日もそこへ行き、いつものように空いた時間に聖書を読んでいました。
昨日読んだ所は、ちょうどイエスが海の上を歩く場面でした。
イエスは海の上を歩き、ペテロは溺れてしまいました。
そして、イエスに「信仰の薄い者よ、なぜ疑ったのか」と言われる場面でした。
「信じていれば、海の上さえ歩ける」この考え方がとても気に入りました。
決心して雨の中に飛び出した
雨はなかなか止まらなかったのですが、もう待つ時間は残っていませんでした。
その時、心に決めました。
私はこれから歩いて駐車場まで行く。
でも私はイエスを完全に信じるので雨に濡れない。
そして雨の中に飛び出しました。
「私は濡れない、私の周りに雨は降らない、私は信じる」
呪文のように何度も唱えながら一心不乱に駐車場に向かって歩きました。
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信じる者は確かに救われるらしい
そして車にたどり着きました。
私の服は本当にほとんど濡れていなかったのです。
霧を吹いたくらいの雨しか服に付いていませんでした。
私は、信じる者は救われると本気で思いました。
そしてこの時、私は自分の信仰はペテロに勝ったのだと思いました。
イエス様が降臨して私を雨から守ってくれたのだと思いました。
空を見上げると、「雨が止んでた」だけでした。
ほんとは、たまたま雨が止んだだけでイエス様の降臨ではありませんでした。
もちろんその後の私も平々凡々ないつもの私のままでした。
「雨の日の奇跡、キリスト教徒でなくとも信じる力は奇跡を起こす」というお話しでした。